WindowsVista |
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2007/08/12 |
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私の周りではまだWindowsVistaを使っているという人がいません。私自身は、誰かに使い勝手などを聞いてからVistaに移行しようと思っていたのですが、その矢先に自宅のホビー用PCの調子が悪くなり、電源が入らなくなってしまいました。
壊れる直前には不思議な現象が起きていました。パソコンを使い終わって電源を切ったのにもかかわらず、3分後等に勝手に起動したり、シャットダウンしようとしても勝手に再起動になってしまい、本当に終わらせるのに5、6回かかったりしていました。そうこうしているうちに電源が入らなくなってしまったのです。 故障状態から見て、原因は電源モジュールなのかもしれないし、起動、再起動をコントロールしているマザーボードかもしれなかったので、パソコンパーツを買うことはあきらめ、新しいパソコンを買うことにしました。 先週末にメーカー製のパソコンやパソコンショップ製のものなどいろいろ見てみましたが、結局はカスタマイズがきいて2営業日程度で即納してくれるエプソンダイレクトのパソコンを注文しました。 さて、問題なのは壊れたパソコンに入っていたハードディスクのデータです。会社のデータは会社のサーバーにいれて、バックアップしているからよいのですが、個人のパソコンに入っているメールなどは、バックアップをとっていません。故障の状況から考えて、おそらくハードディスクは生きているはずですし、なんとかうまく生かしたいと思っていました。 日曜日に発注したパソコンは火曜日には届きました。きちんとWindows Vistaが動くことを確認し、データの移行方法を考えました。 新旧2台のパソコンが生きていれば、Windows Vistaの移行プログラムを使って簡単にデータ移行できることはネットでマイクロソフトのホームページを読んでわかりました。移行方法も、LAN経由、リムーバブルハードディスク経由などいろいろな方法があることもわかりました。 以前、WindowsXPのパソコンを買い替えた(XP → XP)時は、WindowsXPの移行プログラムを使って結構スムーズにシステム移行できた記憶があるので、なんとかして今回も移行プログラムを使って移行したかったのです。 最初に考えたプランは、 新しいパソコンの中を開けて、起動ハードディスクを以前のものに交換 XPを起動し、そこにVistaのCDを入れて、移行プログラムを実行 ハードディスク内に移行データを作成 起動ハードディスクをVistaのディスクに戻し、移行データを取り込む というものだったのですが、パソコンの中を開けてそのプランはダメだとわかりました。最近のハードディスクはSATA(シリアルATA)というコネクターの規格になっていて、高速で大容量のデータを扱うようにできているのですが、壊れたパソコンはそのひとつ前に主流だったUltraATAというパラレル転送方式のものだったのです。 で、次に考えたプランは、XPで起動するのはあきらめ、単純にデータをコピーするというプランでした。 パソコンショップでATAハードディスクをUSB2.0企画に変換するコネクターを2000円くらいで購入 Vistaを起動 故障したパソコンのハードディスクにコネクターを取り付け、USBに接続 コネクターに同梱してあった電源アダプターをハードディスクに接続 パソコンの電源を入れる 旧ディスクからVistaのディスクにデータをコピー ところが、なぜかハードディスクをうまく認識しません。コネクターが悪いのかとも思いましたが、ハードディスクの代わりに、壊れたパソコンのDVDドライブをつないでみるとすんなりと認識したので、なにか相性があるのかもしれません。(あるいはXPの起動ドライブだったのがなにか問題だったのかもしれません) さらに考えた挙句、VistaのDVDドライブのケーブルを、故障したパソコンのハードディスクにつなぎ換えてみました。これがうまくいきました。 Vistaを起動し、移行プログラムを起動。 移行プログラムをUSBのフラッシュメモリにコピー(約40MB程度) パソコンの中蓋を開け、DVDドライブのケーブルを古いハードディスクにつなぐ DVDドライブの電源が抜けないので、先のUSB変換コネクターの電源を使う 起動BIOSの設定を少し変え、USBにマスストレージを設定し、システムの起動順序を変更 電源を入れてXPを起動(認証されていない等とメッセージが出る) CドライブにXPのハードディスク、DドライブにVistaのディスクが見えることを確認 USBメモリの移行プログラムを起動 指示に従い移行データをハードディスクに作成(Vistaのディスク上に作成) 電源を切り、古いハードディスクを外し、元通りにしてVistaで起動 移行プログラムの続きを実行 これでうまくいきました。 メール、ユーザーアカウント等は完璧でした。 しかし、問題もあります。 Cドライブ直下のデータなどは、移行されません (途中、指定する画面があり、指定したつもりなのですが、結果としてうまくいきませんでした。なにか方法があるのかもしれませんが、説明が不親切です) 移行するのは、基本的にMy Documentsの下とデスクトップ、およびメールとさまざまなWindowsの設定です。 プログラムは移行してくれません。MS Officeでさえ移行してくれません。 たとえば、圧縮ソフトや年賀状ソフト、PDF Reader、プリンタドライバなどといった細かいプログラムが一切移行されません。これは結構面倒です。 鍛えてきたIME辞書が馬鹿に戻ります。 これから得た教訓は下記です。 1、できることなら、まずは今のパソコンはなんとかVistaにアップグレードして、VistaからVistaへ引っ越しするのがよい。 2、それがだめなら、 (1)データはできるだけMy Documentsかデスクトップに集める。 (2)IMEは辞書に設定を書き出しておく。 (3)フリーソフトなどは、できるだけ事前にVistaで動くかどうか調べて、My Documentsの中に入れておく。 というあたりです。 さて、ほんとうに面倒なのはそのあとです。Vistaの操作環境は最初はやはり戸惑います。特にフォントが変わって、行間などに慣れるのに時間がかかります。そしてエクスプローラーの場所や操作がわかりにくくなっています。(だからXPの環境で、フリーソフトなどの情報を事前に整理しておくべきなのです。あとで調べると操作に慣れないので、ネットからダウンロードするにもどうも疲れがたまります) ユーザーインターフェースの変更というのはOSのバージョンアップ以上に大変なことです。 Windows3.1からWindows95に変わったときの戸惑いにかなり近い感じがします。(当時、左下のStartボタンになじめませんでした) 設定に必要なフォルダやエクスプローラーの場所などがわかったら、デザインをWindows2000ライクに戻して操作するのもいいでしょう。 ITコーディネータ 太田垣博嗣 |

