ツールベンダーを集めた説明会

2005/09/15

 
とある某一部上場企業のシステム導入&業務改革プロジェクトにおいて、開発作業がひと山越えました。私はITコンサルタント兼開発プロジェクトリーダーというポジションです。

そこで、先日、このシステム導入に関係したソフトウェアツールベンダーの方々を5社ほど一堂集めて、報告会を催しました。ひとつのシステムを構築するにも様々なソフトウェアを組み合わせる必要があります。データベースや高速開発のフレームワーク、セキュリティツール、異機種・OS間のデータ変換ツール、多次元集計ツールなど。

説明会の中では、各社のツールがシステム全体の中でどのようなポジションで使われているのか、他のツールとどのように関係しているのかを説明しました。各社からは自社の製品カタログを持ち寄っていただき、ベンダー相互の名刺交換を行ってもらいました。

今回、一堂に集めたというのがミソです。ツールベンダー各社は自社製品の使われ方に対しては責任を持つし、サポートもするわけですが、他のツールとどのように組み合わせているのかについては意外と知らないことが多いのです。

個別にミーティングするのと異なり、ベンダー同士の交流が深まることも大変良い効果を生みます。お互い競合しない分野同士が集まるわけですから、新しい販売チャネルの創出を模索する足がかりにもなります。(一堂にあつまるので何度も同じことを説明する時間が短縮できるというメリットもあります)

システム開発を依頼する側は、多くの場合、思い通りのシステム開発が出来るかどうかということで頭が一杯になり、ベンダー同士の交流を企画するような余裕が無いのが普通です。また、システム開発が終わり本番運用が始まると、それにかかりきりになり、システム関係各社との交流とも薄くなりがちです。

しかし、このようなベンダー交流会を開くと、普段は顔を出さない営業部長さんや技術担当者等が顔を出してくれる確率も高まります。そしてこのような場で、開発総責任者などが今回の開発に賭ける自分の思いや必ず達成したい目的をしっかりと語ることにより、とても重要な開発案件であることが各社に伝わります。

今回は、開発がひと段落したところで実施しましたが、概要設計が固まったところで一回開催し、開発が完了して運用が始まったところで再度実施すると効果的だと思います。

ITコーディネータ/太田垣博嗣

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