企業内ITCの奮闘(第2回) 何か物足りない、何か不満足

2004/09/10

 
皆さんも、仕事をしている中でこういう心境になった事ってありませんか?原因はともかく、無性に。値意太さんもしばらくはがむしゃらに仕事をし、お客様との色々な形での出会いもあり、また、若さゆえの失敗も重ねながら、「命まで取られる事はないわな」というような気持ちで突き進んでいました。

 当時は、SierとかSIベンダーとかいう言葉が日常使われているわけではなく、まあ言えば“コンピュータ屋さん”という程度のものだったのでしょうか?
 
 現在も色々な局面で時代の変化を感じさせる例えとして使う事がありますが、「作業改善」⇒「業務改善」⇒「業務改革」という変遷の中で、まさしく作業改善の為のツールとしてコンピュータが活用されていました。いわゆる“電卓のすごいやつ”というのりで。伝票がきれいに発行される。請求書を計算して大量に出してくれる。顕在化しているお客様の要求事項を直ぐに目に見える形で表現してくれました。そうです、わかかりしころにしこたま作っていたプログラムはここで力を発揮していたわけです。
 
 お客様の会社では、我々SEは“先生”ですよ。お客様も満足していましたね。自分達の悩んでいる事や、言った事をコンピューターがちゃんと仕事をしてくれるようにプログラムしているわけですから。あっさりと投資対効果ははかれたのでしょうね。

 でも、何か物足りない。何か不満足。なんだったのでしょうかね。おそらくお客様との関係がそれ以上にならない、言われた事を期待通りに提供する。その事自体に不満を感じていたのかもしれません。


(次回、2004年9月24日頃掲載予定)


小出値意太(こいでねいた)
1960年 大阪生まれ
2003年:ITC補認定、2001年:JQA認定セルフアセッサー


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